詳細図

今日は歯科クリニック案件の納まり詳細図面などを描いてた。
ちなみにすでに着工している。
着工する前に描いとけよ。とお思いの貴兄もいるかと存じます。
だいたいいつもこのスタイルになってきてしまった。
プランを考えている時と納まり詳細を考えている時がとても楽しい。

と、ちょうど今!!
そんな事を思いながらチャゲアスを熱唱していたら、宅急便の人が事務所の入口内に立っていた!!!
目が合った!!!セッションみたい!!!

鳴門市文化会館

鳴門市文化会館
設計:増田友也
竣工:1982年

先日、友人が徳島に来たので、案内がてら見に行った。
その日は公演などはしてなかったが、事務所に行って頼んだら見学させてくれた。現在は吉本興業が指定管理で運営しているみたいだ。

建物全体の造形が印象的だが、搬入口のある中庭は特に圧巻の力強さ。
内部もホワイエは非常に明るく紫のカーペットが印象的だったが、一転劇場内は穴蔵のような薄暗さで、空間全体から濃密さを感じた。

新しい案件

今日は京町家を見に京都に行った。
京町家とは昭和25年以前の京都の木造家屋らしい。
京橋から、特急で休息を取りながら、京を目指した。
コンセプトに共感する部分が多く、現場を見て興が乗った。
協力しあいながら、進めていきましょうと共鳴しあった。
明石海峡大橋と大鳴門橋を超えて、今日は徳島まで帰った。

徳島の物件_壁3

今日は一人で工事を進めた。
知り合いづたいにレベルを出せるレーザーを借りれたので、仕上材の5tシナ合板を貼っていった。
レーザーがあったので、順調に進めることができた。
シナ合板はすべて貼れなかったが、明日からは一旦通常業務に戻ろう。

明日明後日は大阪に行くので、ついでに髪を切ろうかな。
突然話は変わるが、長堀橋の「美容院imamura」でカットすると運気がアップするらしい。また今村オーナーの確かなカットテクだけではなく、人柄も良く、トークも軽快なので、カット中は特別な時間を過ごせるし、ホームページやラインからも予約ができて、ほんと便利だよなあ。
地下鉄の駅からも近いし。
お店は小さいけど、狭さを感じさせないし。
早く切りに行きたいなあ。

徳島の物件_壁2

昨日、今日の二日間で、今回の空間作りではメインどころとも言える壁立て工事をした。
元graf設計部で、今は独立して活躍している佛願さんと北里さんが大阪から、また宮崎椅子時代の同僚である小石くんと宮崎くんが来てくれた。
設計ながら大工工事はお手のものである佛願さん、普段から家具職人として働いている小石君と宮崎君、高さのバランスを判断させたらピカイチの北里さん、そして下地ベニヤを極端に貼りづらくするおかしな軸組フレーム工法を徹夜で編み出した素人大工の僕。
壁が立っていくと、今までとは全く別の空間になったが、回遊動線を歩くと壁同士の関わり方がクルクル変わった感じに見えて意図していた空間の構成になったのではないかと我ながら感じてうれしくなった。
ただそれ以上に素晴らしい人達に助けられて、感謝しきれない気持ちで二日間いっぱいだった。みなさん、本当にありがとうございました。

袖壁なしの一枚壁ってまっすぐに自立させるのがこんなに難しいんですね。
「どうにかなるっしょ!」と思いながら図面を描いていた今までの自分をしばきたくなりました。

さて、次は壁の表装に仕上げ材を貼ったり、塗装をしたりします。
難しそうだけど、まあどうにかなるかなー。

徳島の物件_壁

今日は明日からの壁立てに向けて、墨出し用の図面を描き、床に壁位置を出した。
墨出しの時は動線や開口部が狭いのではないか、、、という気持ちに毎回なる。
寸法上は大丈夫なはずで、また実際に壁が建つと不思議と狭さは感じなくなるのだが、確認の時はいつも不安になる。
今回は高さの違う2枚の壁がヤジロベーのように角度を付けて、絡み合うので何度かやり直した。
こっちを広げたらあっちが狭くなったり、予想外のところが納まらなかったりとやや苦戦したが、なんとか平面上はうまく辻褄が合う寸法になった。

しかし、材料の仕込みをしている時に、開口部の高さ関係がおかしいのではないか、、、と段々不安になってきた。
悶々としながら今、ベニヤを立てかけて検証しているが、なんとも決めきれない。
現場で検証できるのは、楽しく、充実した時間でこういった事を実際にできるのは幸せだ。
と、後で思うことはよくあるが、今は全く楽しくなんかなく、どうしようかトホホに暮れています。

秘技、「やってみてから考える。」にしてもう寝よっかな。
おかしかったら切っちゃおう。
おやすみなさい。

徳島の物件_床2

5日と6日で床すべてに電動カンナをかけた。足はガクガクになり、手がしびれ、耳はもはやイカれた。だが、そのかいあってなんとか全面にプレナーをかける事ができた。
この二日間は徳島の木工関係の友達がたくさん手伝いにきてくれた。
最後の方は総勢8人くらいになって、同窓会っぽくなった。
みんなほんとにありがとう。

仮のデスクなどを置いてなんとか仕事ができる環境が整ったが、
あれ?やっべー….マジすか…やっちまった…これもうどうしようもないっすよね…
という事に気づき、私は悶々として不眠症です。
ちなみに仕事上のミスなどではございませんが、書くと怒られる可能性も秘めておりますので書けません。

さて今週末は壁立てだが、大阪からは妙な方々がお越しになるかもしれません。
それではまた続きます。

徳島の物件_床

今日は床の工事をした。既存のフローリングは活かしたいので、手持ち式プレナーで床を削ったら、なんとも綺麗なブナが現れた。
ブナが現れたと思ったら、東京から大学の同級生である滝本時生が、突然徳島に現れた。旅行らしい。だが徳島で行きたい所もないし、特にこれといってしたい事もないと言う。
一緒に床削るか?、とおそるおそる聞いてみたら、
ああ、やるわ。とぶっきらぼうな返事が返ってきた。
時間で区切って終わりにしよう、と提案したが、
キリのいいところまでやってから終わろうぜ、とまたもぶっきらぼうに返してきた。

時生、今日はありがとう。

宮崎椅子製作所

20代の時に8年間勤めた宮崎椅子製作所に行ってきた。
2012年に辞めてから行ってなかったので6年ぶりだ。
6年経つと変化も大きかった。工場が増築され、NC工作機械が新しく設置され、スタッフが増え、そして社長のメガネは業界人っぽくなっていた。
コツコツと新作開発を続けているスタイルは変わらずで、ヨーロッパでもジワジワと販路が拡がっていると聞いてOBとして嬉しかった。

工場内には懐かしい顔が半分ほど、もう半分は新しく入ってきた人達だった。
木取り場にベテランになった山富君がいたので、明日からの事務所塗装要員として確保した。