徳島事務所の空間

徳島事務所の設計は45㎡の中に、オフィススペース、打ち合わせ室、ギャラリー、ストック、キッチンスペースを入れ込む必要があったので、通路を設けない方法で無駄なく配置できないか、、、と平面スケッチを繰り返したら、斜めに走る伸びやかな壁が自然と現れたので、そのラインを一番空間内で象徴的に扱うようにした。また機能性を高めるために回遊動線を意識して進めると、幾何学的な抽象絵画のようなプランになった。実際の空間内を移動していると次々と表情が変わるので、意図していたイメージにはなったのではないかと思った。
壁同士の高さ関係は、最後まで悩んで現場で決めたが、やや低めにしたので全体を緩やかにしきり、光もまわるのでよかったと思うが、シナの壁をあと100mm高くすればよかった。
ちなみに回遊性のあるプランにすると光も回ってきて、時間によって空間の表情が変わるので、なにかが豊かに感じる。

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