作業

久しぶりにgraf laboで木工作業をした。鯖江で進めている案件の什器用コマを250個作る必要があったので、治具を作ってひたすら切ったり削ったりした。一つの作業は簡単だが、すべての工程が×250なので工程毎に単純作業になる。
ところで最近気づいたことだが、

スケッチを描いている時 → 考え事(できる)
図面を描いている時 → 考え事(ややできる)
文章を書く時 → 考え事(できない)
歩いている時 → 考え事(できる)
走っている時 → 考え事(できない)

である。
では、木工の単純作業はどうか?答えは、考え事はできない、である。ならば心を無にできるのか、ということになるが、もちろんそのような高尚なこともできない。
はてさて単純作業をしている時は、一体どのような心理状態か。今回自分の心と向き合ってみたが、なぜか思い出を思い出すことができる。中学生時代に言われた腹の立つこと、学生時代にふられた苦い記憶、ぼっちだった飲み会、、、などが木工機械の騒音と共に走馬灯のようによみがえる。

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