名古屋郊外にある美術と音楽の大学。
設計:吉村順三
竣工:1970年
南山大学と同様に丘陵地の地形をそのまま生かした配置計画。
尾根部分に芸術科の講義棟が非常に長いピロティで建てられている。
ピロティについては、パルテノン神殿との関連性を指摘した、藤森照信氏の仮説がネットにあった。
http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/live_energy/modern/08.html
写真で見ると全体が巨大に見えるが、ヒューマンスケールな印象だった。
講義棟に直角に交わる細長いアプローチは、地面の高さが目線の位置まで上がったりと、敷地全体で高さ関係が複雑に構成されている。様々な位置から視線が交差する感じがして敷地全体で、豊かな一体感を感じた。
このようなキャンパスで、友達に内緒で付き合ってイチャついていたら、すぐバレそう。