今日は久しぶりに一日休みだったので、新神戸にある竹中大工道具館でフィンランドの家具メーカーの展示を観てきた。
北欧家具は断面構成や構造よりも、表面の流れや手触りの良さに特徴があるように感じていたが、ジャスパー・モリソンのデザインした椅子は、脚が貫を貫通した構造で他の展示された家具に比べてユニークに見えた。
また全ての家具が、木材の収縮を見込んだ構造や作りがしっかりしていて、収縮逃げのアイデアが豊富で勉強になった。これからはテーブルなどは裏側までちゃんと見るようにしようと思った。
地下の大工道具の展示では、伝説の鍛冶師である千代鶴是秀の仕事を再現した動画を観てたが、手間の多さに驚いた。
帰りに南京町に寄ったが、春節なので龍が空を舞っていた。龍に乗って大阪まで帰れないかと人混みの中で揚げ餅を食べながら、酔った頭で考えた。