新作家具

grafオリジナル家具「ナラティブ」シリーズの新作が発売された。今回はコートハンガーをデザインした。
配送しやすいように梱包サイズの3辺合計が1600mm以内になるように求められたので、組み立て式にして解決した。2つのL字がクールクル、という感じで組み上がるようになった。
力がかかる部分は細かい相欠きにして、強度を出した。

木工旋盤

森工芸に教えてもらって木工旋盤を初めて使った。
なにこれ!!思ったほど難しくない!!超楽しい!!!こんなの余裕じゃん!!!と思って、ガンガン削ったら高速で回っている材料のクランプが外れて顔面に飛んできた。

怪我をした。
しかも顔に。

人間、謙虚さを忘れるとやっぱダメですね。
仕上がりもよく見ると変だし。

家具

9月に発売される新作家具の商品撮影が天王寺であった。
graflaboの水谷さんが綺麗に仕上げてくれた。
ノックダウン式のコートハンガーだが、L字の部材2つと平板1枚が組み立がると立体的に変化するというのが、コンセプトのひとつ。L型の部分も細かいあられ組にしたら強さがでた。
家具設計は、見た目の形状や、使い方などのプログラムだけではなく、製造のエンジニアリングという部分も含めて、デザイン試作製作し、またそのあたりを整理していけば、性能強度や形がダブつかなくなると思う。
少し前に発売された、現在第一線で活躍しているベテラン家具デザイナーの本を読んだが、素材や工法に対する知識が豊富で、形をまとめあげる造形力と一体的になって作品にあらわれていた。

模型

最近事務仕事や出張などが続いていたが、久しぶりに模型を作った。
模型作りは徳島でスチレンボードを探すところから始まった。
文具館チャーリーにあるかと思ったら、まさかのなし!!!
店員さんにどこにあるのか聞こうと思ったが恥ずかしくてできず、途方にくれている最中にデザインの構成をひらめいて、事務所に帰って図面を描き、その後ふと思いつきミマ画材に行ってみたら普通にあった。
人生万事塞翁が馬。
なのか馬じゃないのか。

家具工事

何人かの友達に手伝ってもらって、家具ができてきた。
手伝ってもらってばかりで悪い気がしてきた。
本当にみなさんありがとうございます。

デスクと作業台は一体的なデザインにした。材料の取りと収納、回遊動線寸法との絡みなどを考え、様々な要件を一気に解決できる設計を目指し、スタディを重ねた。
出来上がってみたら、作業台の天板高さが高かった。
というか組んでる途中に高すぎるなこれ、と思っていた。
様々な機能寸法が絡み合うので現場で簡単に修正できない。
単純に天板高さを下げるとファイル収納が成立しなくなったりする。
「絡み」とパソコンで打とうとすると「辛味」が先にでてくる。

新作

秋に発売予定のgrafオリジナル家具「ナラティブシリーズ」の試作確認をしに、豊中のgraflaboに行ってきた。
僕が担当している立てかけハンガーは4次試作なので、細かい部分の修正をして詰めていく感じだった。
4人で分担してを商品ごとのデザイン担当しているが、今まで全くアイデアで行き詰まっていた三木くんが、もの凄い良い案で照明の試作を作っていた。半年前から開発は始まっていたが、今までは悶々としていた三木くんの案にみんなが目を奪われ、今回の商品郡の中でも一番いいのではないか、と評判になった。

工場長のてっちゃん曰く、三木くんは少し前に腰を痛めたので、病院で腰にAIを入れてもらい、それ以来は腰で考えているとのこと。
人間の仕事を段々とAIが代行していく世の中になるらしいが、その波がついに我が社にも来た。

宮崎椅子製作所

20代の時に8年間勤めた宮崎椅子製作所に行ってきた。
2012年に辞めてから行ってなかったので6年ぶりだ。
6年経つと変化も大きかった。工場が増築され、NC工作機械が新しく設置され、スタッフが増え、そして社長のメガネは業界人っぽくなっていた。
コツコツと新作開発を続けているスタイルは変わらずで、ヨーロッパでもジワジワと販路が拡がっていると聞いてOBとして嬉しかった。

工場内には懐かしい顔が半分ほど、もう半分は新しく入ってきた人達だった。
木取り場にベテランになった山富君がいたので、明日からの事務所塗装要員として確保した。

突板

今日は森工芸の息子、こと森寛之、ことひーくんがとよとみ珈琲2Fギャラリーで展示をしていたので見に行った。
突板で相変わらずマニアックなことをしてた。いろいろ喋ってたら、コースターまでくれた。幾何学がほんとに好きなんだねえ、ひーくんは。

森工芸ホームページ→https://p-o-k-e.com/

トレー

案件に納めるトレーのデザイン。
底板も突板ではなく、思い切って無垢材にした。接ぎなしと収縮逃げを兼ねて2枚に分け、たわみ防止に竹の棒を間に入れたが、果たして木の暴れを乗りこなせるか、、、
シャープさと手触りの良さが両立するようにR面の取り方と枠の断面寸法に気を使った。

製作は松本で活動するQUIET SPACE TOOL AND FURNITURE
https://quietspacetoolandfurniture.tumblr.com

バランサー

ペンダント照明のバランサー。
ペンダント照明とバランサーを同じ重さにすると、ペンダント照明が簡単に上下できるもので、ヨーロッパのアンティークなどでたまに見かける。日本でも有名なデザイナーがデザインした美しいものがあるが、高くて買えなかったから作ってみた。

材料は
・コーナンで買った排水部品の塩ビキャップ
・釣具屋で買った鉛玉
・樹脂のプーリー
・真鍮パイプ4Φ
・真鍮パイプ内径4Φ
・蓋のウォールナット無垢材

結果は55点くらいといった感じであまりスムーズにはカラカラしなかった。
ウォールナットの蓋がコードに干渉しているみたいだが、、、、。
動く機構のものは難しいが、できあがった時の楽しさは大きい。
次は天井につける滑車にもこだわってみようかしらん。